株式会社エムエムシー企画レッドシー事業部

体調管理に気をつけて。

2015-11-06

みなさん、こんばんは。

こたつの季節がやって来ましたねこたつ

季節の変わり目です。

体調管理には十分気をつけて下さい。

もちろん、ペット魚の体調管理もですよ!

魚・サンゴの体調管理と言えば、まずは塩分濃度からですね。

ここで気をつけてもらいたいのが、「塩分濃度=比重」と思っている方。

塩分濃度と比重は別物です!!

簡単に言うと

・塩分濃度は水温の影響を受けない。

・比重は水温の影響を受ける。

例えば、冬場になると水道水は10℃を下回ります。
その水で比重1.0240の海水を作ったとします。
その海水が水槽内の水温である24℃付近まで上がると、
元の比重より低くなってしまいます。

なので、1番良い方法は塩分濃度で海水を作ることundefined

じゃどうやって塩分濃度を測るか。

シーウォーターリフレクトメーターでしょ。

この精密機器は、溶液の屈折率を見て塩分濃度を導き出します。

屈折率は塩の溶液のタイプによっても異なるため、

単なる塩水(塩化ナトリウム溶液)で調整された屈折計で

塩化ナトリウム以外の様々な元素で構成されている海水を測定すると、

最大で1.5pptの誤差が生じます。

この1.5pptの差はカルシウム濃度で表すと、10~50ppmの差が生じてしまいます。

ですが、ご安心下さい!!

RedSea社のシーウォーターリフレクトメーターは、

塩化ナトリウム以外の様々な元素で構成されている海水を測定するように作られています!

言わば、正真正銘海水専用屈折計です!!

海水をプリズムガラスに垂らし、レンズを覗くとこんな感じです。

iPhoneで撮ったのでキレイに見えるか分かりませんが、右が塩分濃度、左が比重です。

この海水だとちょうど35pptくらいですね。

また、このリフレクトメーターは25℃で較正されているためこの水温での

比重への換算を正確にできちゃうんです。

自動温度補正機能も内蔵されているので、

冬~夏まであらゆる室温に適応した正確な測定もできちゃうんですき

ちょっと難しい話になってしまいましたが、

より正確に海水を作って、生体へのストレスを軽減させましょう。

ということをお伝えしたかったのです手

ではでは、今日もこのあたりで。